
直堂が使う、警策 使い方は難しい
日曜テニスのコーチが友人の結婚披露宴出席の為、いつものコーチは有給休暇。変わりのコーチはあまり良く知らない方なので、1時間半受講時刻を早めて、9:40からのレッスンに参加した。よく知っているコーチなので、不必要な気兼ねも無くて、気持ちよくレッスンを受けることができた。
あとはジムに行って、軽い筋トレを流してからサウナで汗を流してきた。今日は坐禅の日。普段なら、昼食も取れずコンビニで買ったおにぎりを頬ばりながら東祥寺さんに向かわなくてはならないのだが、今日は自宅に帰ってユックリと食事が摂れた。
30分ほど時間があったので、近くのフレンドリープラザのイベント秋恒例の「プラザ祭り」を観に行ってきた。フレンドリープラザには平日テニス会のメンバー3人が勤務しているので観に行かないと悪いと思い、挨拶がてらに自転車に乗って訪問。一人は忙しそうだったので、2人に挨拶をして還ってきた。
午後2時からは、東祥寺さんで坐禅写経。坐禅をしているとき、和尚さんより警策(きょうさく)の使い方をご教示いただいた。dachs飼主が直堂をする勉強である。
[help]警策
警策は、警覚策励(けいかくさくれい)の略。坐禅のとき、修行者の肩ないし背中を打つための棒を指す。曹洞宗では「きょうさく」、臨済宗では「けいさく」と読む。一般的に持ち手は円柱状で、先端に行くにしたがって扁平状となる。材質は多くが樫や栗。
打つ側は「警策を与える」、打たれる側は「警策をいただく」という言い方をする。
警策を与える者を直堂(じきどう)と言う。直堂は坐禅中の禅堂内を巡回し、修行者の坐禅を点検する。このとき、警策を体の中央に立てて巡回する。坐禅の姿勢が前かがみになっていないかが、警策を与える一つの基準となっている。姿勢が前かがみになったり、法界定印の親指同士が離れたりするのは、坐禅に集中できていない証拠だからである。
曹洞宗では禅堂の壁に向かって坐禅を組む。直堂は警策で背後より一回につき右肩を一打する。[/help]