6時半に起床し、窓を開けると外は雨。風の次は雨か?とがっかりして、朝食のビュッフェレストランに行く。昨日お昼頃から調子の悪かったお腹の具合もなんとか回復したようだ。(びろうで申し訳ないが昨日は午後半日、おならをすると実が出そうで怖かったが、今日はちゃんとした音のみが出た)
鶏飯、さつま揚げ、きびなご、島とうふ、油そうめんなど当地名物をいろいろ食し、おなかも問題ない。食事が終わるころには雨も止んで晴れ間が見えてきた。
それでは行くぞ、と9時半にホテルを出発した。昨日半日潰れたので今日はコースを変えて、住用地区のマングローブパーク、瀬戸内地区、大和村を廻ることにした。宇検村は、見るべき場所が少なく、時間も限られていたので、今回ツアーではパスとした。

ひかんざくらが咲いていた
住用地区に行く前に、納経帖持参していたので名瀬地区の高千穂神社に詣でた。幸い宮司さんがおられたので、大島の寺社で有名なところをとお聴きすると、この神社以外にたくさんの寺社があるが殆ど宮司さんも住職さんもいらっしゃらない場合が多いとのこと。神社で2番目に大きいのは瀬戸内地区の古仁屋高千穂神社があるが、宮司さんは居ないかもしれないと言われた。今日瀬戸内地区に行く予定があると言うと、連絡して居て貰うようにしましょうか?と、とても嬉しい返事。しかしながら、時間もはっきり決められないので、嬉しい話だったが丁重にお断りをした。鹿児島県の皆さんはなんて親切なのだと、再度実感してしまった。高千穂神社では、ご朱印をいただけた。神社の庭には、梅ではなく、既に桜が咲いていた。

広大な森と湖が広がっている
次に向かったのは住用の
マングローブの森。到着する5分ほど前から、スコールのような雨が降り出した。折り畳み傘なので、藹藹傘では間に遭わないので2本も使ってしまった。ホテルでまともな傘を借りてくればよかった。
森の中では”りゅうきゅうあゆ”をメインにして、マングローブの森近辺の自然の驚異と営みをわかりやすく解説したシアターを鑑賞。15分ほどで終了したので外に出てみると幸いにも雨は上がっていた。出口からは広大な自然が広がっていた。最初にいたのは、住用地区民と思われる老人たちが10数人、「グラウンドゴルフ」を楽しんでいた。マングローブの森の川を横切るカヌー体験もできたが、dachs飼主たちは、時間の都合でパスした。時間だけではなく、カヌーは一乗りでも二人乗りでも、カメラの捜査撮影が難しそうだったのも理由になる。200段以上の階段を上って森の展望台に上がって森の全景を俯瞰した。すごく大きい森だった。

海岸には砂でなく丸い石
住用地区を離れ、次は瀬戸内地区に車を走らせた。最初はホノホシ海岸。ちょっとした見落としがあヤドリ浜に間違って行ってしまったが、すぐにもどって丸い石浜で有名な海岸に到着。ほんとに海岸に砂は無くて、すべて丸い石で海岸が覆われていた。
ホノホシ海岸を出て、マネン碕展望台から大島海峡を一望し、ハートが見える風景では、嘉鉄湾がハート形に見そうだった。
周りを楽しみながら、瀬戸内の中心地古仁屋に向い海岸べりにある2階のレストラン「瀬戸内海の駅」。ここでは大漁海鮮丼定食を食す。古仁屋湾ではマグロ養殖が盛んで、メインの魚は本マグロでそのわきを白身の魚が覆っていた。

ぼれぐらと読む
さらにあと、行ってない大和村の「大和浜の群倉」まで、脚を伸ばしてきた。金釘を一本も使用してない、柱はかんなで削り上げているので足掛りがなく「ねずみ」が登れない、風通しがよいので[貯蔵物]の保ちがよい、大風のときは揺れるけれども倒れ難い、火災のときは下部の貫木をはずすと容易に倒すことができるなどなどの特徴を持つ歴史的建造物で、5棟が建っていた。
本日はこれでドライブを終了し、午後5時にはホテルに戻ってきた。明日は千葉に帰るので観光はできないが本日までの3日間で「笠利・龍郷・名瀬・住用・瀬戸内・大和」の一部は観に行くことができた。

大きな貝で吃驚したが、味と触感は良い
今夜はホテルの近くの居酒屋「むちゃかな」でビールと焼酎「高倉」で「あおさ・もずくのてんぷら」、「やぎ汁」「ハンダマ餃子」「夜光貝の刺身」などなど奄美名産を昨日の下痢にもかかわらず、腹に入れてきた。
明日、元気に帰る準備は万端となった。写真もスデにUP出来てますので見てください。